すでにいくつかの大御所blogでエントリがあるのでいまさらとも思うが、覚書で。
切込隊長BLOG:この時期に敢えて地雷を踏みに逝ったmixiは偉い
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/03/mixi_07ab.html
404 Blog Not Found:News - mixiはblog化するのか?
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51012865.html
これの第一報をきいたときは
某キャリア
「電話線ひきました。ご自由にお使いください」
→「電話の会話は弊社で録音させていただくことに」
→「みなさまの会話は弊社が商売に再利用します」
→このやろう
某プロバイダ
「インターネットつながりました。ご自由にお使いください」
→「みなさまのデータは弊社サーバに保存させていただくことに」
→「みなさまの載せたコンテンツは弊社が商売に再利用します」
→このやろう
mixi
「SNSつくりました。ご自由にお使いください」
→「SNSのデータは弊社サーバに保存させていただくことに」
→「みなさまの日記は弊社が商売に再利用します」
→このやろう
雑なたとえだがこんな感じかと思ってた。だがよくよく確認すると
規約改定の真相を聞く 自分の日記がmixiのものになる?
http://ascii.jp/elem/000/000/114/114292/index-2.html
要するに運営サイドの説明不足ということらしい。こんなんでいたずらにユーザーを煽って株価激下げしてれば世話ねえなおい。それはさておき、今回の件は誤解されても仕方ないと思った。理由は単純で、mixiでのamazonへのレビューリンクにくまなくついている「mixi02-22」というIDに象徴される
「ああこのサービスはユーザーを巻き込んで盛り上げたいけど一方で利益は独り占めしたいのね」
とか思われても仕方ない運用してるから。mixiレビューが始まったときにこのけちくさい仕様に各方面涙目になったことは容易に予想でき、私はこちらのほうがよほど問題だと思ってるけどあまり問題視されないのはなぜだろう。mixiユーザーはアフィリエイトにはあまり興味ないですか。ともあれサービスに今までのっかってきた、場合によっては現金も落としてきた大量のmixiファンの神経を逆撫でするセンスは非常に長けていると感じざるをえない。痛みに耐えてよくがんばったが感動しない。
mixi日記は最初書いてたけどなんだか居心地が悪くて最初の数ヶ月でブログに戻った私としてはデメリットはあまりないしいままでびた一文mixiには落としてない(厳密には広告クリックで間接的に落としているだろうが)ので正直どうでもいいのだが、そんなどうでもいいスタンスの私にもこういうネガティヴなエントリを書かせるモチベーションをわざわざ喚起してくれるのはなかなか真似のできない戦術。よくがんばったが感動しない。
ともあれ今後もblogへの導線としてはありがたく利用させていただくとするか。もちろん無料で。以上インターネットの陸の孤島ブログからお送りしました。
孤島の訪問者である私が来ましたよ。
mixiの日記はつい書いてしまいますが、使い勝手は最悪であることはくれぐれもここで申し上げておきたい。
投稿情報: Mita | 2008/03/05 00:55