ようやくというか思ったより速く日本語版がリリースされたようです。中央経済社と翻訳チームの中の人ががんばったおかげ。おつかれさまでした。
さて、件の書籍が遅ればせながら到着したので今回も迷わず電子データにしてみたよ。2009Jのスキャンでわりとノウハウは得ているので楽勝である。問題は物理的に時間がかかることだけだがこれも要領よくやればけっこうさくさく終わる。単純作業が苦手な人は得意な人にまかせよう。
書籍スキャンそのものの方法はもはや定番となったこちらをご参照いただくとして↓
isologue(イソログ)-ビジネスマンのための書籍スキャン入門ー既に始まっている電子出版
http://www.tez.com/blog/archives/001629.html
今回実施した手順を写真つきでレクチャーしてみます。
(注意:著作権のある書籍データを私的利用以外の目的で配布することは禁止されていますのでその点ご了解のうえ個人利用の範囲内で実施ください)
ともあれ書籍そのものを購入しないと始まらないのでさっさと買え。
書籍が届く。今回もでかい。二分冊になっているので少し扱いやすいかも。断裁するから関係ないんだけど。
で、その足で近所のキンコーズへ。
今回は1,100円で断裁してもらいました。
いつにもましてすばらしい切れ味。シャキーン
断裁した書籍をScanSnapで仕事しつつちまちまスキャン。
今回も「ファインモード」「両面」にて。断裁直後はのり付けが一部残ってしまってくっついているページがあるのでこれらをはがしてスキャンできる状態にする。これやらないとスキャン時にジャムが起こるので必須なのだがこれが思ったより大変。物理的に数千ページをめくらないといけないのでここで力尽きないように注意しよう。
で、半日ほどでAパート、残り1日でBパートのスキャン完了。(今回はBパートが多い)
こんなかんじで一覧になりました。紙媒体はここでお役目御免。
スキャン直後だとファイル名が「日付+時刻+ほげほげ.pdf」なので、視認できるファイル名に変更する。これも前回に準じたネーミングルールにてこんなかんじにした。まあ、このあたりはご自由に。
Dropboxで同期したのちに環境はiPadへ。
いつものようにGoodReaderを使用する。
クラウドと同期した一連のPDFファイルがリスト表示されている。任意のファイルを選んでダウンロード。
1ファイルあたりは数秒でダウンロード完了。あとはGoodReaderのUIで自由に閲覧できる。
今回追加されたIFRS9(金融商品)はこんなかんじ。さくさくめくれます。
数千ページの書籍が正味2日以内に電子化できた。祝。
さっそくあちこちに持ち歩くわけだが肝心のiPadを家に忘れることもしばしばなのでこれから気をつけないと。
以上簡単な手順にて。
もっとも最初から電子データで提供してくれればこういう手間をかける必要もないわけだが今の状況では仕方ないですわな。はやく本家のように電子データで提供していただきたいものだわ。
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