猿宴会(うきー)にて、コードを書く人と書かない人の説得力の違いについて小一時間話題になる。経験的には、論理の固まりであるコードが書ける人のほうが書けない人より論理的に話を展開するので絵に描いた餅や無理難題につながるリスクが低くなる。結果として説得力も高まる。ITを表層的に語る人は論理展開も皮相的な人が多く(すべてではない)、逆もまた然り(すべてではない)。コンサルタントとして優秀な人はITをベースにしてる人のほうが多いが、ITをベースにしていればすなわちすべて優秀なコンサルタントというわけでもない。要するにバランスの問題かと。ともあれ、ソフトウェアを「工学」としてきちんと学んでいる人は地に足がついた技術談義もできるが、地に足がつきすぎた技術談義は経営者からすると退屈きわまりないのが悩みどころ。要するにバランスの問題かと。
スクラッチ開発にしろパッケージ開発にしろ、個人的にはコードをないがしろにする人はあまり信用が置けない。もちろん自分のことは棚上げだがなにか。
で、これからの日本は妖怪に支配されていくようです。オチはそれか。ちっとも論理的じゃないぞ。山岸さんは自ら妖怪を実践してるだけあって、妖怪談義のときが一番生き生きしていると思いました。要求開発アライアンスの次の書籍は水木しげる先生を表紙にするとたくさん売れることでありましょう。
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