国際教育到達度評価学会(IEA、本部・オランダ)は15日、2003年に実施した算数・数学と理科の学力の国際比較調査結果を発表した。日本は前回に比べ、小学4年の理科の平均点が553点から543点に下がり、中学2年の数学も平均点が579点から570点に低下した。経済協力開発機構(OECD)の調査でも高校1年の学力低下が判明、小中学レベルでも勉強と真剣に向き合わない子供の実態が浮かび上がった。
以下、知人とのメールとのやりとりを一部加工して再録。
子孫を残したい知人が話していたのは
・こういう状況がさらに進むと低学力DQNお子様が多数派となってしまって自分の子供が学ぶ時代には低学力DQNお子様と崩壊学級で同じ机を並べざるをえなくてすげえやだ
・こういう状況を嫌う知的階級における少子化傾向がさらに促進されて全体の平均値が下がり学力低下にさらに拍車がかかる悪循環が予測される
という内容。子孫に興味がない私の見解は
・前者についてはいいじゃん別に。
・後者についてはいいじゃん別に。気になるならカネで解決すれば。
といったところ。
成熟した先進国で旧来の家庭制度が崩壊して大人が好き放題やりだして少子化が進むのはどの国でも共通の現象だし、頭の悪い子と同じ環境で勉強させたくないってことで私学に流れるのはUKやUSでもすでに当たり前の状況なのでそれほど問題視するほどでもない。日本もこれから財布に応じて教育水準格差がどんどん出る経済階級社会になることであろう。実はすでになっているし、よい傾向だ。
義務教育は何かを学ぶというよりは学び方とか社会性とかそういうのを身に着けるところのはずなので(自分の場合は読み書きそろばん以外何も身についてないし)学力そのものを期待するのは観点がずれてるし、スコアが低いことのみをもって学力低下に短絡的に結びつくと結論付けるこの記事にも疑問。
とはいえ、低学力DQNお子様(ひでえ表現だな)に囲まれる崩壊環境になりつつあるのは知り合いの小学生の親御さんとかの話とかきいててもどうやら事実らしいので、その環境で学ぶ(学ばせる)のがいやだと思ったら自衛するしかないのだろう。もっとも私の場合は小学中学時代の友達はバカか不良かキチガイばかりでそれはそれで楽しかったので、そういう環境もひっくるめた適応力があるほうが人として面白くなる余地がある場合が多いけどどう転ぶかが予測できないリスクもある。あえて荒れた環境に放り込むことはお勧めはしない。そのままバカかつ不良兼キチガイになっちまった奴もいっぱいいたし。
今のところ、優秀な黒い遺伝子を持つ私としては(おいおい)子供は邪魔くさいのでいらんわけだが、気が変わって遺伝子を残したくなったときのことを想定して凍結精子でも残しておくかなというのが今の心境。いずれにしても先立つものがないと身動きできないわけで。カネで買えない夢もあるが、大半の夢はカネで買える。実際子供一人を一人前にするのに3000〜4000万円が相場だ。みなさんよく育てるなと思うよ。しかも容易に不良債権化するリスクもある。子は鎹というが、鎹以上になりうるかどうかは鎹自身が考えるなんて危険な賭けはちょっとできねえ。
崩壊した学級については元に戻すなんて余計なこと考えないで、とりあえず制度として崩壊学級とそうでない学級を分離して前者がどこまで崩壊するかモニタリングすると面白そう。貴重なケースになること間違いなし。誰かやってくれないものか。
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