ヒッチコッキアン夏休みの課題消化中。
最近は映画を見るまとまった時間がとれず、細切れ観賞になっていたがようやく見終わる。「サスペリア」つながりで名女優アリダ・ヴァリの存在感ある演技を堪能したわけだが、弁護士の妻役のアニー・トッドのほうが演技はよかったな。弁護士の妻−弁護士−被告人−使用人−被害者の人間関係が軸でサスペンスはあまり表に出てこないあたりがファンの評判はよくないようだが、法廷ドラマとしては良作。
ヒッチコック作品としては失敗作とされているようだが、光の当て方とか法廷での退廷シーンとか自白シーンとか見所はそれなりにあるのでのんびり昔の映画を鑑賞する向きにはおすすめの一本。なによりアリダ・ヴァリの気品あふれる演技が美しくて溜息が出る。ほー。
アリダ・ヴァリつながりで次は久々に「第三の男」でも観賞するか。
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